
女性のためのわきがデオドラント【ラポマイン】

すそわきがは、女性、男性の局部周辺から臭いがでてくるもので、ワキガと同様の臭いを発するものをさします。アポクリン汗腺はワキだけでなく、外耳道、乳輪周り、陰部にも分布しているためにおこるものですが、実際のところ、デリケートゾーンの臭いと混同して自己判断がつきにくいのも事実です。
わきがの人が必ずしもすそわきがになるのかというとそうではなく、すでにワキの臭いが気になっている、コンプレックスになってしまっているという人は、その不安がゆえに自分はすそわきがでもあるのではないか?という風に思うことも多いようです。つまり臭いに敏感になりすぎているケースなどです。
また、すそわきがは女性に多いとされていますが、女性の場合、婦人科の病気で臭いを発する場合もあるので注意が必要です。治療をするのであれば、信頼できるクリニックを見つけたいところです。
判断しずらいながらもすそわきがのチェックポイントをご紹介します。
まずはわきがになりやすい体質であてはまる項目が多いかどうか確認してみます。すそわきがかどうか以下の点をチェックしてみましょう。
下着に汚れがつきやすいかどうかは個人差があります。ただ、黄色いシミが付く人はアポクリン腺が活発であるという可能性も示唆しているのです。ですが、排卵期などであったり婦人病などであったりという可能性も考えられますので、下着の汚れが普段とは違う場合は、婦人科などに相談をしてみましょう。異常がなく、日常的に黄色い汚れがつくという場合は、すそわきがの可能性も考えられるかと思います。
臭いがある、といったことを伝えられたら、その可能性も考えられます。ただ、一般的な範囲での臭いの可能性もありますので、まずは清潔にするということを考えるようにし、安易な自己判断はしないほうがよいかと思います。
女性の場合は、わきがになりやすい体質にあてはまらなければ、婦人科の病気を先に疑う必要があります。
軽度のすそわきがであれば、自分である程度軽減できます。以下のことに注意してみましょう。
もちろん、どれだけ入念に対策をして清潔を心がけていたとしても臭いがしてしまう事もあります。ですが、不潔な状態だとさらに臭いを強めてしまうこともあります。しっかりとした洗浄、清潔な状態を維持するというすそわきが対策を大切にしていきましょう。また、下着はこまめにとりかえるようにしましょう。
通常のわきが同様、食事の改善でも効果があらわれることもあります。肉類や乳製品、香辛料をあまり摂らないようにするのが望ましいので気をつけてみましょう。
すそわきがの症状ははわきがと同じ様にアポクリン腺という汗腺が原因で起こります。わきがの治療ではこのアポクリン腺をメスや超音波メスを使って切開手術しますが、すそわきがの場合は電気凝固法という方法が用いられます。この電気凝固法とは毛根に細い特殊なハリを刺して、電流を流しアポクリン腺を凝固させていきます。そうすることで切開手術よりも的確により安全にすそわきがを治療していく事ができるのです。多くの病院では安全性の面を考慮して、すそわきがの治療にこの電気凝固法を取り入れています。
(最近ではすそわきがの治療で超音波メスを使用しているところもあるようですね。)
ただ、この電気凝固法は高い効果を発揮する反面で、確実な効果を実感するまでには2,3回回数を重ねなくてはいけません。一度で治療を済ませることが出来ない分、面倒なところがネックですね。すそわきがの治療に電気凝固法をとる場合はメリットだけでなくデメリットも十分理解しておきましょう。人によってはわきがの治療時のような切開手術やボトックス注射といった他の治療法が有効な場合もあるので、担当の医師と十分に話し合って治療法を決めていくことをおすすめします。